「ぼくのニセモノをつくるには」ヨシタケシンスケ
「自分とは何者か?」を色んな角度から深堀りし言語化していくお話
おすすめ絵本「ぼくのニセモノをつくるには」自分とは?を考えさせられる
男の子が面倒なことを代わりにやってもらうため、自分のニセモノとなるロボットを購入。
分身になるための情報源として「自分とは?」をロボットに質問され、
難しいながらにも、探し出していきます。
良いところも悪いところも
できることもできないことも
自分からみたところも 他者からみたところも
色んなところを色んな方向から見つけていきます。
結局、ロボットが身代わりになる”ニセモノ”はできなかったというオチですが、そんなところに、
自分はやっぱり自分1人しかいないと思わされました。
ぼくのニセモノをつくるには
大ヒット『りんごかもしれない』に続く、ヨシタケシンスケ発想絵本第2弾。やりたくないことをやらせるために、ニセモノロボをつくることにしたけんた。ホンモノをめざすロボは、けんたのことをあれこれ知りたがって・・・。自分を知るってめんどうだけど、お...
この本は、子供が小学校で借りてきた本を一緒に読みました。
いつもヨシタケさんの発想とイラストに驚きます。
うちの子供も昔、片付けが苦手だから、自分の代わりにやってくれる片付けロボットが欲しいと言っていたことを思い出しました。
いつか、自分が答えなくても勝手にクローンができそうな世の中ですが、
自分とは?について考えさせられる、大人にも響く本です。
ヨシタケシンスケさんの本の中でも お気に入りの一冊となりました。おすすめの本です。
夏休み、読書感想文の本選びに悩んでいる方にも、よかったら一度みてみてください。
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