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【タイ旅行】タイへ行ったのに心残りでカオマンガイを作る(旅の記録とレシピ)

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旅行の楽しみのひとつ「その土地の料理を食べること」
私は食べることはもちろん、食文化にも興味があり、大学の卒論もアジアの食文化に関して書いたほど。

今年の夏、娘と2人でタイへ行きました。
私は約15年ぶりのタイ。今回も、「タイの食べ物」も楽しみのひとつとして向かいました。
ただ、色んな条件や目的が前回とがらりと変わり、今回はちょっとタイ料理を満喫できていなかった気がして…。
過去の苦い経験からちょっと冒険ができず…。

食べたいばかりで苦い経験

ちょっと過去に戻ります。
さかのぼること約15年前
独身貴族真っ只中だった私。長期休みの度に旅行へ行き、その時はひとりでタイへ。
異国を満喫した帰りに事件は起きました。

私は香草やスパイスが大好きです。
なのでタイ料理も大好きです。

そのひとりタイ旅行では、ふらっと立ち寄った露店のご飯でもなんでもおいしいし、安いしで興奮してあれこれ食べ歩いていました。

(ここからは約15年前のバンコクの写真たちです。)

見て回るのも好き

現地の人に混ざって、他の人が食べてるもの見て「これほしい」と注文。(タイ語は話せないのでジェスチャーか英語)

テーブルに山積みの香草を自分のお椀に入れていく

見よう見まねで、まわりの人と同じように、テーブルの上に盛り盛り盛られたパクチーなどの香草を、自分の麺に好きなだけいれていくスタイルをマネして食べていました。

生野菜や香草を追加していく


これがまたとってもおいしくて。

辛いがおいしかったー

ひとり旅していたはずなのに、当時勤めていた会社の子会社の社長やタイ人スタッフが次々にお世話してくださり、連日色々食べ歩いていました。

タイ人スタッフが連れて行ってくれたどこかの食堂にて

ひとりの時も色々発見しては食べ歩きの毎日。

マンゴーやパインも屋台で買ってその甘さに感動したり。

パインもマンゴーも甘いこと
このココナッツアイスがおいしかった

ドリンクもとにかく甘くて体に染みわたります。

甘いカフェオレスタンド
日本では飲まない甘さだがおいしく感じる

(水には気を付けて、必ず買ったミネラルウォーターだけを飲んでいました。)

そんな旅をしていたらタイ出国間際の空港で、チェックイン直後に突如ひどい腹痛と下痢に襲われ…たぶん食あたりでした。

当時のスワンナプーム国際空港 チェックインのときは問題なかったが…

急に、滝のように冷や汗も出てきました。
当時はほとんど荷物を機内預けにしていたため、荷物預け後で、薬も着替えも何も手元になく、空港内でとにかく出発を待ち、日本に無事到着を祈るばかりでした…。

当時、多忙な仕事と超寝不足が重なった状態で出かけたので、体調不良と、生野菜などが原因で食あたりしたのかな?と、今考えると思います。(もともと私はお腹が弱いのにあれこれ食べるし)

そして今回、娘と2人でタイへ

1人海外で食当たりという、ほんとに苦しい思い出を教訓に、
今回は子供もいるので、気を引き締め行動せねば、と準備しました。
腹痛の薬はすぐ取り出せるところに持ち、特に子供と体調管理には気をつけました。

それで向かった15年ぶりのタイ

昔ほど熱意を感じなかったトゥクトゥク

経済成長がすさまじく早く、バンコクは特に都会。


昔のような街路時のお店もありますが、きれいなオシャレ~なカフェやレストランがとても増えた印象でした。

おしゃれカフェやレストランもたくさん


田舎者の私にとっては大都会です。
約15年前は、物価安と円高もあって今の約半額くらいで買い物ができたイメージでした。
でも、今は日本よりちょっと安かったらラッキーなくらいで、同等か、日本よりも高いところも多かったです。

初めてのタイで、娘にも色んなことを感じてもらえたらと思い、食堂や露店、市場でおいしいご飯を食べさせてあげたいなと思い、いろいろ立ち寄りました。

市場の焼き鳥やつくね串がおいしかった(シラチャで1本10バーツから)
えりんぎの唐揚げがおいしかった

でも思ったほど行けず、お腹の心配もあり少し慎重になっていたら、思う存分に食べ歩きができませんでした。

さらに娘は、ちょっと保守的で、見た目や香りでなかなかトライできず。
市場の焼き鳥や、つくね串はおいしくて食べやすく何度か食べていましたが、結局。食べやすいフードコートでタイヌードルや、お店でチャーハンを少し食べたくらい。

食堂のパッタイとチャーハン
フードコートのグリーンカレー 辛くてクセになる
ホテルの朝ごはん(スタッフが近くのサンドイッチ屋のものとコンビニのジュースを購入しているところに会って渡され衝撃(笑))


私も、友達に連れて行ってもらったおいしいタイヌードルを最後に、なんだかおいしいタイ料理に出会えず。満足するほど食べた気がしませんでした。

これがおいしかった!こういうの食べたかったのー! シラチャで約60バーツ

このままでは帰国になってしまうという焦りのまま、気づけば最終日
きっとカオマンガイなら娘も食べられるだろうと
グーグルマップにチェックしていた有名なカオマンガイのお店へ。
駆け足でグーグルマップ頼りにいくと、
「ない、路地に店がない。」
どうも休みか売り切れてしまって、お店が畳んでありました。

がーーーーーん
ひさしぶり、立ちすくみました。

結局おいしいカオマンガイも食べられず。

帰りの飛行機待ちの間も、楽しい思い出に浸る中、なんだか心にひっかかるものが。

「食べていない、タイでご飯を思いっきり食べていない。」

なんだか食べ物に関する心の残りが。

「あーまたタイ料理を食べにタイへいきタイ」

でも、今行ってきたばかり。今、すぐには行けません。

頭の中で「カオマンガイ タベタイ」私が訴えています。

「こうなったら、作るしかない。」

帰ってきた数日後、カオマンガイ(チキンライス)を作ることにしました。
炊飯器で簡単にできるやり方で。

何度か作ったことはありますが、今回、買ってきたナンプラーを使いたいので、ネットでよく見るレシピではちょっと物足りない。

量も家族4人(大人2,子供2)に、よくあるレシピの「米2合 鶏肉2枚」ではいつも足りないし…「米3合 鶏肉2枚」で作りたいのだが…そこで、色んなレシピと過去の味の記憶を参考に、以下分量で作りました。(おおよそです)

カオマンガイの作り方

作ったカオマンガイ

<材料(おおよそ)>
・鶏モモ肉  2枚 ※1
(塩麹 大1)
・米 3合 ※2
・調味料
 ナンプラー 大1
 オイスターソース 小2
 鶏ガラスープの素 小2
 生姜(すりおろし) 大1~2
・タレ
 ナンプラー 大2
 酢   大2          
 味噌(赤味噌がおすすめ) 小1
 砂糖 小2
 ナンプラー 大2
 オイスターソース 大2
 水 大2
 生姜、ニンニク、白ねぎ みじん切り適量
 すりごま 適量

<作り方>

下準備
○鶏もも肉の下処理※1
・もも肉の脂の部分(皮と肉の間の薄黄色の脂部分)を少し取っておく
米が脂っこくなりすぎるのを防ぐ
・塩麹(2枚で大さじ1くらい)をもみ込んで半日冷蔵庫へ入れておくとよりしっとり
○米を洗い浸水しておく約30分
浸水せずにすぐ調味料を入れて炊くと米が固くなりやすいです

1.浸水した米の水を切り、炊飯器に入れる
2.水を3合より少し少ないところ(2.5合と3合の間の線くらい)まで入れる
3.調味料を入れ、軽く混ぜる
4.鶏肉を広げて2枚入れる
5.炊飯コースで炊く(痛むので予約は不可)
6.タレの材料を混ぜ合わせておく
7.炊けたら肉を取り出し、ご飯を軽く混ぜる
8.肉を食べやすい大きさにスライスする
9.ご飯と肉を盛り、タレをかければできあがり

塩麹をもみ込んでいたこともあり、お肉はしっとり柔らか!
子供が直接嗅いだらビックリしていたナンプラーの香りも、炊いたら気にならず、子供たちもおいしいとたくさん食べていました。

ナンプラーは、タイでたくさんの種類が売られていて、悩んで買ったのですが、有名だったらしくAmazonでも上位でした(笑)

ということで、同じものが日本でも買えました。

日本米だとどうしてもやわらかくなってしまうので、
次回はタイ米(ジャスミン米が香りがよい)でまた作って食べタイ。
そして、再びタイへ 本物のタイ料理を食べに行きタイです。

行くまで待ってて~タイ料理さんたち!

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