お知らせ

小学生「天文宇宙検定」を受ける勉強方法やモチベーション維持アプリなど

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夜空の星がきれいに見える時期になりました。

そんななか、先日、娘(小4)が「天文宇宙検定4級」を受験しました。
今回は、勉強方法や試験、継続対策アプリなどについてまとめました。
お子さんが継続してがんばるためのモチベーションづくり、検定対策などのご参考になればうれしいです。

娘はなんとなく、空とか宇宙が好きです。
夏休みの作品でも、太陽系の惑星の模型を作っていたほど。

太陽系の模型


夏頃、私が宇宙検定のポスターを見かけ、知識も深められそうだしおもしろそうだなと思い、宇宙が好きそうな娘に聞くと、受けてみたいとのこと。

検定

4級は小学生レベルということだったので、早速、公式テキストを買ってみました。

が、内容を見ると全然小学生レベルではない(笑)私、学校でこんなこと習ったっけ?というカタカナの言葉がたくさん。

ワタシ カタカナ オボエラレナイ。

母が教えてあげられるかなと思いましたが、最初の章で離脱しました。

結局、娘にテキストでわかったことを逆に教えてもらっていました。(きっとアウトプット)
とはいえ、難しいところも多いですが、初めて知ることがたくさんあって、娘は楽しそうに進めていました。

そして、旦那さんのほうは、楽しく勉強を継続できるようなおもしろいアプリを見つけてサポート。”Well done!”というアプリです。
勉強した日に子供がアプリ内のボタンをおすと、お父さんのスマホへ送られ、妖精みたいなキャラクターが変化したり、いろんなアイテムをゲットできるというもの。(後ほど紹介します)

道のりが長いので、お小遣いポイントがあって、決めたポイントまで達成すると、決めたご褒美クーポンがもらえます。
結果はもちろん大事ですが、その過程もちゃんと見ているよということを伝えてくれます。
日頃ご褒美が少ない我が家なので、娘は楽しく、モチベーション維持にもなったようです。

ここからは、娘がやった検定試験対策方法や、試験について、モチベーション維持の工夫などをご紹介します。

検定について

天文宇宙検定とは?

天文宇宙検定は、天文学や宇宙学に関しての知識を問う試験です。小学生から受験できる4級から理工系大学で学ぶレベルが出題される1級まで幅広い級が用意されています。宇宙に興味がある方、宇宙が好きな方にはおススメです。

日本の資格検定より

(一社)天文宇宙教育振興協会が主催している検定試験になります。

宇宙検定について

1~4級まであり、4級についての出題内容は、以下の通りです。
(公式HPより)

4級 星博士ジュニア
小学生が学ぶ程度の天文学知識を基本とし、天体観測や宇宙についての基礎的知識を得たい方を対象
(実際は小学生レベル!?と思う難易度に感じましたが)

公式テキストはAmazonで購入できます。

試験日程

年に2回実施されているようです。
次回の予定は公式HPによると、以下の通りです。
第17回天文宇宙検定:2024年6月初旬予定
第18回天文宇宙検定:2024年11月予定

受験方法

インターネットから申込ができます。
詳細が出ると、申込期限も出るようです。詳細は公式HPからご確認ください。

受験料

4級  4,400円(税込)
団体割引(2名以上)あり。
試験会場では、親子、孫とおばあちゃん、兄弟など家族複数で受験されている方々も見かけました。

出題形式

マークシート形式(4者択一方式)
4級 は 40問

合格点と合格率

4級 100点満点中 60点以上で合格
合格率:前回第15回(2023年5月28日実施)4級合格率は82.7%
(以上公式HPより)
翌日の12時には解答速報がHPに公開されます。

試験にむけやったこと

1.公式テキストと問題集を購入

どんなものが出るのか、情報が少なかったのでひとまず、最新の公式のテキストをAmazonで購入しました。

(テキストや回答は誤植などがあるので公式HPもご確認ください)

2.試験日を決める

検定を知ったのが8月頃だったので、娘と次の11月試験を目標にしました。
私もですが、ゴールがないと、やる気にはなかなかなれません。

3.公式問題集購入

併せて最新版の公式問題集を購入。テキストには問題が少ししか載っていないので、問題集は必要だと思います。
テキストに詳しく書かれていないような問題も問題集に出題されていて、最初は難しそうでした。

勉強方法

娘は、そろばんの試験などは受験したことが何回もありますが、家で自分で勉強して受験する検定試験は初めて。
そのため、当初、家族で勉強方法をお父さんと色々話していました。

娘の勉強のすすめ方

1.章ごとに公式テキストを読む


4級のテキストは読み仮名がついています。

最初は一緒にみましたが、内容はなかなか難しい。
小学生の教科書より情報量はもちろん多く、私の知らない惑星や構造がたくさん。(それはそうか)

例えば、「〜一気圧は〜で‥」と気圧について知っていること前提なので、難しいところは、説明したり、一緒に調べたりしました。
月の満ち欠けは、暗くした部屋で、ボールと懐中電灯で簡易的に太陽、月、地球を設定して見え方の違いなどを考えました。わからないところは、私もできる範囲で時間を作って一緒に取り組みました。

テキストを読むときは、重要そうなところは自分でアンダーラインを引くようにしました。
(ただ、オールカラーのテキストの背景が宇宙の写真やイラストで黒が多く、赤線は見えにくいのが難点)

2.章ごとに公式問題集を解く


テキストを一気に読み進めると、難しい内容なので、忘れてしまうと思い、章を読み終わったら問題を解いて、理解度の確認をしました。
最初は、問題がとても難しく感じたので、わからないところや間違った問題にチェックを入れ、テキストに戻って、もう一度確認する作業を繰り返しました。

初めは、私も一緒に行い、慣れてきたら、あとは自分でやっていました。

3.問題集を何度も解く


テキストを読むことと、問題集を解くことを一通り終了したら、難しかったので問題集を何回も解いていました。
娘は、少なくとも3回は繰り返していました。
終盤は、何回もチェックが入っているところを集中的に覚える作業でした。

4.本番を意識して過去問を解く


試験一週間前になってしまいましたが、直近の過去問を解いて腕試しです。
過去問は、公式HPからダウンロードできます。
(「天体宇宙検定 4級 過去問」 で検索)

検定のマークシートもダウンロードできます。

娘は、試験慣れしていないので、本番に焦らないように、試験当日を想定して過去問を解きました。

マークシートと試験問題、腕時計をして、筆記用具、届いた受験票を手元に置き、タイマーを設定して行いました。
腕時計やマークシートは慣れていないので、本番、会場での緊張低減にも良いかなと思います。

余裕があれば、過去問が何年分かダウンロードできるので、いくつもトライできます。
今回は、2年分やりました。
間違ったところは、忘れていて答えられなかったのか、テキストにも載っていなくて答えられなかったのか確認しました。
そこで必要なところを再確認しました。

このように、私も興味があったので、最初は一緒に取り組み、でも大半は、娘が一人で進めていました。

継続学習のモチベーション維持に

平日は、勉強時間の確保がちょっと難しいです。
放課後は、ほぼ毎日習い事があります。宿題もあるし、遊びもしたいです。
そのため、習い事が多い金曜日以外、寝る前の30分くらいを勉強時間にあてていました。

ゲーム感覚でアプリを活用

勉強をした日を記録するため、Well done!というアプリを活用しました。

Well done!
Welldone!は子どもの習慣化を家族がワンチームとなって応援するアプリです。子どもが自らの意志で未来を切り拓けるよう、「習慣力」を楽しみながら身につけるように設計しました。

その日の試験勉強が終わり、子供がアプリ内のボタンをおすと、お父さんのスマホへ送られ、妖精みたいなキャラクターが変化したり、いろんなアイテムをゲットできるというものです。
道のりが長いので、お小遣いポイントがあって、決めたポイントまで達成すると、決めたご褒美クーポンがもらえます。
結果はもちろん大事ですが、その過程もちゃんと見ているよということを伝えてくれます。

試験勉強をしない金曜日は、アプリも、お休みの設定になっています。
お休みがあることもポイントだと思います。やれない可能性が高い日に無理やり入れて、やれずにいい加減になるより、ハッキリしている方が続けられるかなと思います。

勉強に取り組むとポイントが増えるというのも、ゲーム感覚で楽しそうでした。
平日は金曜日以外ほとんど毎日少しずつ時間を作ってがんばっていました。そして、アプリでやったことを通知して、アイテムが増えるのも喜んで、見せてくれていました。
土日は、時間が確保できないことがわかっている時は、日中に勉強していることもありました。でも、やっぱり遊びすぎて時間がなくなったり、疲れ果てた時は、「できなかった、今日はお休みにする」と自分で決めていました。

最初は伴走者がいるとやりやすい

今回のような、興味があるけど、知識はまだない、ような分野で、さらに慣れない試験となると、最初は一緒に見たり、考えたりする時間がもてると、より楽しく勉強ができるかなと思います。
小学高学年に近づいてくると、色々と任せっきりになってしまうことが多いのですが、今回のような、色んな知らないこと、初めてのことが多い時は、楽しく進められるように、最初、可能なら寄り添ってあげたいなと思っています。
色んな習い事や、トライすることに関しても、まだ知らないことが多い時期は、その好きの入口まで伴走してあげられたらと思っています。

試験当日

試験会場

試験の約3週間前に受験票が郵便で送られてきました。
そして、指示された試験会場へ。
開場時間目指して行くと、すでに数人の受験者がいました。
広い会場に二人掛けで席が準備されています。

4級受験者は、娘と同じくらいの小学生だけでなく、大人も多く感じました。
話しかけて下さった方は78歳とおっしゃっていました。
親子や祖母と孫、兄弟、家族で2、3人受験されている方もいるようでした。
2人以上で受験すると団体割引もあるようです。

11時試験開始。最初の10分で試験の説明があり、その後に試験スタートです。
試験終了10分前くらい?には、試験官から、終わっている人は離席可能とアナウンスがあります。
帰宅される方もちらほらいらっしゃいました。
大半が試験時間終了と共に出てきました。
娘も難しかったようですが、ひとまず終わってほっとしている様子でした。

試験会場では、かわいい宇宙グッズや公式テキストが売られていました。しかもちょっと割安になっていて、コンサート会場でのコンサートグッズのようなもので、これはいい戦略(笑)娘も、かわいい宇宙ファイルをゲットしていました。

試験の解答は、試験翌日の12時に公式HPにて公開されます。
合否通知と、合格認定証(松本零士先生のオリジナルイラスト付)が届くようです。(11月受験は2024年1月中旬予定)

さらには、成績優秀者には抽選で双眼鏡などのプレゼントもあるそうです。

終わって

試験の帰りには、せっかく都会に出てきたので(笑)娘が興味ある画材屋さん巡りをし、楽しい!ワクワクする!とよろこんでいた娘。好きなことがたくさんで楽しそうな娘を見ていてうれしくなりました。

見出しのイラストは、その日の夜、早速買った紙とペンで、こそこそ描いていたもの。

娘が、サンタさんからプレゼントがあるよと言って、夜、私の枕元に置いておいてくれたものです。
とってもきれいな星空です。

ここまでよく頑張ったなと感心します。この先もどんな好きなことを見つけていくのか、楽しみです。

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