わが家の子供二人が好きだった本を中心に、
２，３歳ごろ楽しめるようなおすすめ絵本をご紹介します。
絵本を読む親も楽しめるようなヒントも入れてみました。
年齢はあくまで目安です。
１．しろくまちゃんの ほっとけーき
大人気のこぐまちゃんシリーズの中でも
これが一番のお気に入りでした。
食べ物の本って、好きな子、多いですよね。
わが家もそうでした。
この本は、カラフルな色と、シンプルな絵で
ホットケーキを作る工程で想像が膨らみます。
一緒に手を動かし、作るマネをしながら読むのも楽しいです。
娘も3歳くらい？のころ、ホットケーキを一緒に作るとき、これを手元に持ってきていました。
分量はのっていませんがね。
しろくまちゃんが、
お母さんと一緒に作る楽しみ、
お友達と一緒に食べる喜び、
最後はお片付けまですること。
短いながらに自然といろんなことが織り込まれています。
しろくまちゃんとこぐまちゃんが
一緒にホットケーキを食べるシーンもほのぼのします。
２．くるまかします
鈴木まもるさんの絵本は、絵がとても優しく感じます。
はたらく車が好きな息子が、図書館で自分で見つけてきて、
何度も借りた本です。
働く車の絵本もたくさん出されていますが、
これは特に車も動物もたくさん出てきてもりだくさんです。
私は息子が生まれるまで、はたらく車の絵をほとんど描いたことがありませんでした。
でも、この絵本を見ながら描いてみたら、簡単にそれっぽく描くことができました。
（その後、落書きされて残っていませんが…）
車の種類もたくさんのっているので、子供と車のお絵かきしたい方にもおすすめです。
３．はじめてのおつかい
主人公の女の子が、お母さんに頼まれて、一人で牛乳を買いにいくお話です。
お店までの距離としては、たぶん短いだろうけど、大冒険のような臨場感を感じます。
主人公が見たり、聞いたり、感じるものが文章と絵で
生き生きと表現されています。
読んでいる私まで、毎回ドキドキしてしまいます。
主人公の心臓の鼓動が聞こえてきそうです。
娘も小さい頃「ぎゅうにゅうくださーい！」とマネしていました。
さらに、よーく絵を見てみてください。
ところどころに遊び心が隠れています。
お店の近くの迷子の猫の貼り紙、前のページのどこかに
その猫が歩いていますよ。
さらに、掲示板のお絵かき教室の生徒募集の貼り紙。
その教室の先生の名前が…！？
気づいた時には、ほっこりしました。
細かいところまで、ぜひぜひお子さんとみてください。
何度みても楽しい本です。
わが家の3歳と8歳も一緒に楽しんでいます。
絵本のパワー、そして記憶
「何度も読みたくなる！」絵本って本当にすごいと思います。
動画のような、動きや音楽などがあるわけでもありません。
”ものがたり”と”絵”、そして読む人の”音”
これらによって醸し出される
心地よさやおもしろさ、刺激。
シンプルなのに、魅了させる絵本のパワーに、私は頭が上がりません。
また、絵本は、物語のおもしろさ、絵の魅力さだけでなく、
それにまつわる体験が重なると、
心に残ったり、お気に入りになったりする気がします。
祖父母や両親、兄弟が誰が読んでくれた本、
誰が買ってくれた本、
お祝い事で買ってくれた本、
初めて覚えた本、
自分で選んだ本、
泣いた夜に読んでもらった本、
それをみて植物や虫を探しにいった本、
料理を作ってみた本、
工作してみた本
興味のきっかけになった本…
子供が好きだった本を振り返ると、そのころの興味や、ココロの状態、
成長がよみがえります。
みなさんも、ご自分自身やお子さん、お孫さんが好きな絵本、
好きだった本を思い出されることはありますか？
ちょっと思い出す時間って、ちょっとココロがほっこりしたり。
よかったら、おすすめ絵本、思い出の絵本、教えてください。
また、おすすめ絵本は随時ご紹介させていただきます。
以前、1歳頃までのおすすめ絵本を挙げさせていただきました。
今回も読んでいただき、ありがとうございました。
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