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Japanese スーパーフード・お味噌 1.お味噌のいいところ

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おうちでどんなお味噌をお使いですか?
あんまり考えたことないって?
正直私はそうでした。
今でこそ味噌のレクチャーなどやらせていただいていますが、
結婚当初、恥ずかしいくらいお味噌について無知!
県をまたいで赤みそ地域に嫁いできた私に、義父が「おうちの味噌汁は何の味噌を使っている?」と食事の席で聞かれた時、全くわからず「うーん。白味噌ですかね…」って。いや、関西圏でもないのに、白っておかしいでしょ。ふつーの米麹の信州みそです。全国的にスーパーで一番売られている一般的な。結婚まで実家暮らしだった私が、お味噌を買ったことがないことまでばれてしまうじゃないか。

でも、心と体の健康について学びを深めていけばいくほど、お味噌の魅力に虜になった私。
今ではお味噌を自分で作ったり、講師としてお味噌の魅力を伝えたり、味噌作り教室もやっています。

今回は、お味噌についてご紹介しましょ~!

お味噌とは(材料)

ご存じの方もいると思いますが、お味噌は、大豆と麹と食塩を発酵、熟成させた発酵調味料です
数か月から数年かけて発酵&熟成させます。
発酵調味料というとハードルが高いですが、醤油も酢もみりんも発酵調味料になります。身近な調味料ですよね。

麹とは、米や麦など蒸した穀物に麹菌を繁殖させたものです。スーパーでもよく見かけるのは、米麹ではないかなと思います。
使う麹の種類(米麹、麦麹、豆麹など)や、それぞれの割合などでお味噌の味や種類が変わります。
ちなみに、お味噌の材料を知っておくと、お店で味噌を選ぶときの参考になるかなと思います。
商品のパッケージ裏の成分表を見たとき、「米/麦(麹)、大豆、塩」以外が記載されていたら、発酵を止めるためや味のために添加されたものである可能性が高いと思います。
ご参考までに。

お味噌の種類

分類方法は色々ありますが、ここでは材料による違いをご紹介します。
米味噌
米麹を使った味噌です。
日本のほとんどの地域(約9割)で使われている味噌です。
甘みもありますが、クセも少ない味噌かなと思います。

豆味噌
豆麹を使ったお味噌です。愛知、岐阜、三重の東海三県で主に使われています。赤みそや八丁味噌とも呼ばれたりします。
熟成期間も1~3年以上と通常の味噌(数か月~)より長いです。そのため、コクや旨味、色が濃いのが特徴だと思います。

麦味噌
麦麹を使った味噌で、主に九州や四国で使われています。
甘みや香りが特徴だと思います。

合わせ味噌(調合味噌)
上記のお味噌を色々な配合で合わせたお味噌です。

お味噌のいいところ

おいしいだけでも十分ですが、さらによいところも多くあります。
私がおすすめするいいポイントを

1.腸を整えてくれる効果が期待できる
腸を整えるために良いと言われているのが、
人にとって良い菌(プロバイオティク)と、身体の善玉菌のエサ(プレバイオティクス)となるものをとることです。
お味噌にはその両方含まれている
お味噌の材料の麹には麹菌(善玉菌)が含まれています。
また発酵により乳酸菌も豊富です。
これらは、からだにとって良い菌とされ、「プロバイオティクス」と言われます。

さらに、お味噌の原料である大豆や米、麦には食物繊維が豊富に含まれています。
大豆にはオリゴ糖が含まれていて、
これらが、腸内にある善玉菌が喜ぶエサになります。
これらを「プレバイオティクス」と言います。

この乳酸菌や善玉菌は、体内にずっとい続けられないので、毎日とり続ける必要がある
お味噌は毎日とりやすい食品なのでいいなと思います。

2.食後の血糖値をの上がり下がりを緩やかにする
味噌は食後の血糖値の上昇を緩やかにしてくれるそうです。

血糖値のコントロールは日々の生活において重要だと思っています。
私たちは、何か食べると血糖値は上がります。
上がると身体は上がり続けるとやばいと思って、インスリンなどを出して下げようとします。もし、腹ペコの目の前にケーキがあり、ラッキーってがっつり食べると、血糖値は急上昇する可能性があります。もし急激に上がると、上がり続けると危険になるため、急いで血糖値を下げるため急降下します。
この急降下するとき(食後30~2時間後)に、猛烈な眠気やだるさ、頭痛、イラつき、なにか食べたくなったりします。ひどいと失神する人もいます。
味噌に含まれるメラノイジンという成分が血糖値の上下を緩やかにするので、こういったことが起こりにくいとされています。
食後眠くなるという方は、血糖値コントロールを意識して、味噌汁など取り入れるのもいいかなと思います。

3.胃がんリスクが低くなる
味噌汁の摂取頻度が高いほど、胃がんの死亡率が低くなるという研究結果があります。

おみそ汁と健康|おみそ汁(味噌汁)の作り方|マルコメ
マルコメのレシピ。おみそ汁と健康についての話をご紹介します。マルコメ株式会社の公式サイトでは、日々の食卓で使える料理のメニューや献立の情報を多彩に取り揃えています。

おいしく一日一味噌で健康にも近づくことが研究されているんですね。

栄養が豊富
様々な栄養が豊富に含まれています。
味噌は植物性たんぱく質を多く含む食品です。また、発酵によってアミノ酸やビタミンがたくさん作られます。アミノ酸については、9種の必須アミノ酸が全て含まれている珍しい食材です。まさにスーパーフードだと言えるのではないでしょうか。

また、ビタミンのうち、ビタミンB群についていうと、代謝をあげるのでもちろんダイエットにも必要で、脳のエネルギーともなり脳の働きにも関与しています。
成長期の子供にも大人にもどの世代にも重要な栄養素です。
また、ナイアシンは神経症状を防ぐためにも必要な栄養素となります。

他にも、炭水化物、脂質、カリウム、マグネシウム、食物繊維など様々な栄養素を味噌は含んでいます。

ここまで聞くと、味噌ってなんかすごい!?味噌とりたくなってきた!となった方。
味噌と言えば、まず思いつくのはお味噌汁ではないでしょうか。
これだけいいことずくめで栄養価の高いお味噌を知ると、栄養ドリンクより、とりあえずお味噌汁食べておけばなんとかなるんじゃない~って思ってしまいます。JAPANESEスーパーフードか、日本のサプリと呼びたいくらいです。

長くなったので、別投稿にて
お味噌汁の簡単な作り方、具沢山味噌汁があればハナマル!というお話を書きたいと思います。
よろしければ、ご覧ください!
今日もここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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