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「学ぶ=楽しみ」の家庭で育った私には学ぶ血が流れている

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あなたにとっての学びって何ですか?
私は「今」では、「楽しみ」であり、「自己実現」「欲求充足」です。
ただ、楽しみのはずなのに、ここまで来るのにずいぶん苦しんだ時期もあります。それは、後半に綴ります。
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今考えると、うちは学びの家系でした。

両親は、とにかく本を読む夫婦。
いまだ単身赴任を選ぶ父と、家を守る母の共通話題は、読んだ本の紹介。
結婚の決め手も、本を読むことらしく、知識の習得が優先事項であることは共通認識なようです。

さらに言えば、学び続ける代表として、母
60代後半になるが、来春からアメリカに短期留学へ行くそう。
なんともエネルギッシュ。
私が物心ついたときから、母は、心理学や、英語と学び続けています。
私も幼少期から学習会などに同席していたため、学ぶ姿勢はそこで自然と身に付いた気がします。
彼女こそ、学びが趣味、そして仕事に繋がっている私のモデル像。
30年以上個人塾を経営し、今ではカウンセラーもやっている。
学んできたことが常に活用されてきています。

その父であり、私の祖父
いまだに畑仕事に精を出す祖父。
「おじいちゃんも93歳になったよ。ずいぶん大きくなったね。」って自分で笑っている。
帰省時、遊びに行くと、部屋の隅で辞書片手に調べ物をしていました。
聞くと「パワハラ」と「セクハラ」の違いを調べていると。
祖父の辞書は少し古くてパワハラが載っていなかったので、言葉で説明しました。
横の手書きのメモ帳を見ると、小さなしっかりした字がぎっしりと書かれています。
これはまだまだ現役だね。なんか確信しました。
読書も趣味。
畑にいるか、字を読んでいるか、刺身を食べているかのイメージの祖父。
手先が器用で、長年製鉄所を営み、技術の高さから造船にも携わったことがあるそう。
昔から技術的なものはもちろん、常に学び、腕を磨き、それが生活の要になっていたんですね。
リタイア後も、研究熱心な祖父が作る野菜は、道の駅でも好評。

もちろん私も大好き。
現在進行形の学びのレジェンドです

と、そんな家族的背景など考えたこともなかった
6歳年上の兄のやることを見て、小さい時から、字やら何やら書いていました。
読書は好きで、課題図書(たぶん30冊くらいあったと思う)も絶対一番に読破したくて、近隣の市の図書館を探し回っていました。
幼い頃は、父が買ってくれたちょっと早い計算ドリルを解くのが楽しくて、どんどんこなしていた記憶が。何のためにやっていたのかな?
計算ドリルが趣味って。
秀才そうだけど、決して天才にはなれなかったけど。大学受験は大失敗したし。
そう、大学受験で、学ぶことをへし折られた気がしました。

中学生くらいまでは、勉強をすれば、成績が伸びる、努力と結果がくっついてくることを実感していました。
だから学校では成績は良い方で、高校も地元の進学校でした。
でも、高校になると、そこらへんがゆらいでくる。
大学受験期、自分の実力の無さには気づき始めて、バカみたいに勉強して、頭もおかしくなって、担任の先生には、「勉強するな、休め」って言われるほど。
受験期の進学校の生徒が、先生に勉強を止められるほどって、どんだけ頭も身体もおかしかったのか。
(理由は食事面が大きな要因だったのですが、それは別の記事に)

結局、センター試験からことごとく大失敗。
そのとき、私の学ぶ意味が全て音を立てて崩れた気がしました。
自分が壊れた音かもしれませんが。
センターみたいなマーク試験はトラウマになったし、好きだと思っていた英語は大嫌いになりました。
そもそも当時は大学合格のための学びに没頭。だから不合格は全て私の目的に合わなかったんでしょう。

滑り止めでなんとか入れた大学では、偏差値だけで、正直周りを見下していた時期も。
だけど、大学に入って、色んなタイプの人と出会って、あるとき、ふっきれました。
何のために私は学んできたのか?
そして、それならこの大学でできることは全て吸収してやろうって再スタートを切りました。
英語は、勉強のためじゃなく、自分が他の国の人とコミュニケーションするため。知らない世界を知って楽しむため。
目的が変わって楽しみになったら、学ぶ方法も変わりました。

自分で英語クラブを見つけてきて、友達もできたり、コミュニティに入ってみたり、そこらへんで友達になったり(笑)
大学時代は、語学研修から始まり、長期休みの度に海外旅行へ。友人とバックパックでヨーロッパも周遊。お金は自分で工面しましたが、両親は、挑戦へはいつでも協力的でした。
そのうちに、大の苦手だった英語のテストでもTOEICで760点を超えるまでになりました。

目的があれば、手段を探す。ベターな方法を見つける。
進歩すると、さらに楽しみになる。

英語を通しての経験は、私の貴重な財産になっています。

そして、そのころから、受験期へし折られてボロボロになった私のマインドについて、興味を持ち始めました。
そこからは、心理学(選択理論心理学)や栄養について学び始めることに。
それから20年近くたった今、そのころからの学びが、ただの学びマニアの情報収集だけでなく、経験と実績も含めたアウトプットによって広がりを持ち始めました。

そして、私はいま、

他の方への学ぶ場の提供もしています。
”ココロとカラダともに健康で笑顔でいられる”ことを目指して、栄養と心をどう取り扱うかについて、発酵食や腸などのテーマのレッスンや発信をしています。
市民講座、オンラインなどでも開催しています。
世の中にたくさん料理教室はありますが、私のレッスンはどちらかというと座学メイン。楽しく学んでもらうことをモットーとしています。
いま、私のこの学びマニアの知識が、人の役に立てることにとても感謝しています。

ただ、私の学びは止まりません。
今はインプットしたら即アウトプットを心がけ、活用できる知識にしています。

家族は、いつも応援団で、私の学びのために全面協力してくれます。
心理学の資格のためやら、全然違うけど金属加工の国家試験、FP2級、健康の情報収集も怠りません。

オンラインもフル活用しています。

そんなパソコンの横で、子供たちも、手作りパソコンを並べ、本を読み、何か物書きをしています。

楽しみの刺激があふれた世の中、何を選んで、どう生きるか。

子供たちも、楽しみのための学びが、彼らの生活に色を添えてくれたら、うれしいなと思います。
私は、自分がしてきてもらったように、いつでも応援しています。

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