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私の白Tと息子の「やわらかくおこってね」

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とっても久しぶりに買った 自分用の真っ白いTシャツ
子供が小さいとすぐ汚してしまう(いや、自分でも汚すが…(笑))ので、
ずっと遠ざけていた白。

ちょっとだけ子供も大きくなったし、ちょっとだけおしゃれもしたいなと
選んでみました。

とにかく汚したり、くたびれさせないよーに、出かける時だけにしたり、家に帰ったらすぐ脱いだり(笑)

決して高価なTシャツでもないですが、私なりに大事に着ていました。

そんな白T。

いつもの慌ただしい ある平日朝。
何着ようかと、引き出しから、その白Tや他の服を色々出して
床に置いていました。
そして、またいつもの平凡な服を着ることにして、
白Tをしまおうと思ったら、

あれ?ないぞ?

と、少し離れたところで、息子(3歳)が
「ガーガー。服が通りまーす!」
と、白T含めたいろんな服を床に押し付けて、ひきずっているではありませんか!!

よりによって、食卓の下。
まだ、娘も朝ごはんを食べているところです。

「何しているの!?」
さらには、ひきずってついた小さな汚れが…。
ガーン…。

「どうしてこんなことしたの!?」
思わず大きな声で怒ってしまいました。

忙しい朝に、さらには、大事に着ていた服まで汚されて。

感情的になって、叱るというより、いつも以上に怒ってしまいました。

洗ってもなかなかとれず、余計にイライラ。
でも、最終的にはとれました。

急に怒られ、びっくりして、謝る暇なく、
珍しく静かになってしまった息子。
私もまだ不機嫌な雰囲気 丸出しです。

そこをなんとか抑えながら、娘を学校に送り出しました。

きれいにした白Tを干しながら、やっと、少し冷静になってきました。

そして、今回の事件を、自分なりに考え直してみました。

・息子にとっては、遊んでいただけ。それが、服だろうが、ティッシュだろうが関係なく、ごみ収集車の気分?で遊んでいた。
→ちょっといたずら程度で、そんなに悪いと思っていなかった。

・遊び心だったのに、叱られて、びっくり。自由に遊びにくくなった?

・今の私の言い方で、息子には、私が何が嫌だったか伝わった?

・そもそも、ひきずっていたのが、この白Tではなく、タオルだったら?
 何も感じなかったのでは。たまたま、運悪く、よりによって白かった。

・慌ただしい朝、時間がないなか、服を洗うことになることにも
余計イライラした。

・でも、洗ったらうっすら残ったが、ほぼとれた。

・服を下に出した私の選択も悪かった。上に置けばよかった。

・ちょうど、床の汚れたところを通ったのが玉にキズ。

・たしかに新しいけど、全く高価な服ではない。むしろ安く買ったもの。値段でものを言ってはいけないが、そんなに怒るほどのものではない。
ただ、大切に着ていたから、余計に怒れた。

・こんなに怒れるなら、真っ白の服は、まだ私には早い(笑)

ということで、
息子がいたずらして、服をひきずったことは、嬉しいことではないけど、
「白、忙しい、ひきずり遊び、汚れの上通る」
などがたまたまが重なったこと。
そして、私の行動のチョイスもよくなかったと思いました。

朝から怒ってる私に送り出された他の家族も、さぞ気分悪かっただろうな。

幼稚園に送る前に、いつもより静かになってしまった息子に、ちゃんと伝えました。
「服をひきずるのはやめてね。でも、お母さんも強く怒りすぎたね。ごめんね」
そうすると、息子がやっと笑顔で答えました。

「やわらかく怒ってね。」

やわらかく?
最初、理解できませんでした。
どうも「きつく」の反対語が「やわらかく」だったようです。
「いや、そもそも怒りたくないから」と、息子と笑いながら、
でも、私から怒りのとげとげの感情が、彼に刺さったようでした。
「やわらかく」という表現が、私には心に刺さりました。

感情的にもなってごめんね。
そのときの私は、叱って注意というより、ただ、怒りの部分が大きかった気がします。

やはり、怒らないような仕組みづくり、自分の選択、心の余裕。必要だなと改めて感じました。
娘や息子に、夜はおおらかに、話に耳を傾けようと心に決めた朝でした。

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